| イラスト分野/アート&イメージ/ 炎と香りの料理人15 |
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・文中のモデル料理人の店 ・7年で350回以上通いつめたレポート |
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その店の名は『世界』という。 中国の炎を父に、インドのスパイスを母に、 その料理はある時は熱くまたある時は冷たくと、温度差のスウィングを得意とし、異国のスパイスはさながら高速の万華鏡の連打‥‥私の味覚はもとより5感を奔流のように快美に刺激する力があった。 骨付きチキンカレーの熱く辛く芳醇なこくが、まぶたに鮮やかな映像を蘇らせる。 夏。 赤。 聖地後楽園の熱いスポットライトの中に、真紅の王者は君臨していた。 クールで黒いスープはスパイシーな酸味をもって次の料理への食欲をかき立てる。 しかし、どちらにも氷河期が来る。 料理研究家のスージー氏はこう記す。 なぜならば、彼女の店の名は、『世界』なのであった。 そして、また、後楽園で敗北の味を知った王者も。 氷河を迎え撃つ者達よ。 ゴングが鳴る。 そう王者の存亡を賭けた戦いの。 そして押し寄せる真赤な応援の波を背中で受けた料理人達が、、リングに現れた。 中国の炎は、決して退かないパワーと熱した魂を注ぎ込み、 今度挑むのは、東方の島国の名をもつ者たち。彼女が大好きな赤をまとった10人が。 勝ち取るものは復活。 その名は、その国の名は------- 2006.7.25 日本大学/チーフセコンド、藤蜜 泰助、部員達 |