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Making of 暁の女神の名はオーロラ
◆後日談 05.11.03
下調べ時で、強いリーダーシップ性、助けを借りずに一人でも挑もうとするハードボイルドな経過、との少々異色な話を小耳に挟んだ。
報道番組に席を置くディレクターが「ネタは新聞雑誌をひも解き、情報、伝聞を拾い集めて、担当番組やコーナーに合っていてさらに皆の関心が高くなるものを毎日探す。」というのに習ってみた。
まずは後楽園の撮影条件をチェックするためのカメラテストで、ASA400、絞り1.4〜2.8の開放に近い状態でFe級とM級をランダムにデータを集める。最初にデータをとっておけばあとは割合失敗がなくて済む。
現像が上がってみると思いのほか接近戦が多かったようで、その中の1枚をCGにすることにした。シンメトリーなバランスのよさをどう活かすか。
この頃は、アマチュアの試合自体3.4回目で、ルールや慣習もよく分かっていないまま、総本山に許諾を得て見込み発車、という状態だった。
また、選手自身の個性も掴み方が分からず、画像加工の技術も実験を繰り返しながら、アプリのマニュアル本を片手に持ちながら、ネット用語を調べながら、フリーズやトラブルシューティングをしながら寸暇を惜しんで勉強と実践、失敗とフィードバックの日々。
インターネットで情報発信なんていうのは単なるうたい文句である。実際は荒野を一人で緑豊かな地に開拓するかのような無謀なスタートだった。時に腐った泥沼に片足突っ込み、がらがら蛇がうようよとたかれば迎撃せねばならない。
己の力不足を後悔し、もう、じゃじゃ馬はやめるべきだと反省しながら、荒野の夜空に輝くオーロラを作ろうと思ったのだった。
テーマのオーロラは「美しいアマチュア」「流れる光のようなパンチ」「華やかで、次の瞬間形を変える」その辺のイメージをヒントにして、最適なものを探しまわり辿り着いた。また、オーロラとは暁の女神の名である。この暁というのが辞典によると「夜明け、明け方、その時」とある。このときはまだリーグならではのお祭り的ムードがあり、私にはディズニーランド風、夢と冒険の『暁』のような仕上がりになった。
■オーロラの作り方 こちら
2003.後楽園にて 関東大学ボクシングリーグ戦
東農大(加藤 左)-中央大(正山 右)
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