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Making of 勝利と平和のために
◆リライト 05.11.05
何故か、清水君だけどの写真もグローブが大きい・・
作っていてどうも遠近感が変だ変だと思っていたら、卒業後のリーグ戦でしゃべってて気がついた。グローブが大きいんじゃなくて、人一倍「顔が小さい」ンだったのね・・。
それで納得。実は今まで何枚も試合中の勇姿などもカメラに納めてあるのだが、どうも今一つで、首をかしげていた。顔が小さいので、ヘッドギアで隠れてしまうからだったのか。
以外に知られていないことだが、俳優、女優さん達というのはあれで結構顔や一つ一つが大きい。舞台映えがするからね。
なるほど、ヘッドギアをとった方が写真映りがいいのだった。
しかも、試合では遠くから避けながらゴツッゴツッと当てるので、全日の会場では距離があっていいカットはなかった。残念だが近距離の物に補正とオリジナリティを付加して画像加工を駆使してみよう。
それプラステーマの切り口で、心理的なインパクトを作り上げるという路線で考えた。
ということで、今回のヒントは、エーゲ海に浮かぶ島の古代遺跡(世界遺産に指定)。
パンチを打ち合う美少年達の壁画が出土しているので、そのイメージを演出してみる。
エジプト時代、古代ボクシングは軍隊に採用されていたと解読されているところから、来るべき初陣にて勝利をつかむため王子達は日々古代ボクシングの訓練に励んでいたのかもしれなかった。
偶然にも今思えば、数カ月後のプロデビューの初陣と、奇妙にだぶったイメージだったかもしれない。むろん本人は可愛い王子様像に『ぼくは危険が好きな男なんですよ!』と少々おかんむり気味であったが。
さて、現在プロディース上は「アイドル系〜」というキャッチフレーズらしい。
ほら、プロが考えることは大抵一緒だってば。
・・あれ?これは羽が生えてて天使っぽいか・・・う〜〜〜〜ん。
■合成と色調
海と緑豊かなエーゲ海の小島のイメージなので、色調としては緑中心。(うまいことに農大のユニフォームも深緑)クレタ文明の頃に出土した鳥がモチーフになっている工芸品の写真を用意。(作者の死後50年以上経過しているものは著作権は消滅。)
1.元画像のバックをぼかし(ガウス)をかなり数字を大きくしてかけ、全体にカラーバランスで緑を強く。
2.背後が光っている感じを出すため、背景と人物の境はエアブラシの白でぼかす。
手前のミットをもっている人物を消すために背景と肩のローブに同時代の金銀細工の調度品の鏡の部分(天使のワのように見えるところ)と支えの鷲(翼の部分)を選択して切り抜いておく。
3.手前の人物(ミットを持つ人)のいちに方からローブがかかっているように写真を配置。ローブの写真も立て横を自由変型させたり、カラーバランスで緑にしたりバランスをあわす。ふちを消しゴムで消し、何となく馴染ませる。
4、背景に工芸品の写真をのせ、不透明度を落として馴染ませる。ふちは適当に消しゴムで消す。
5、瞳と頭頂部の髪を選択し、黒から深緑に変え、ハイライトをかきたす。
はい、出来上がり。
2003.埼玉にて 全日本アマチュアボクシング選手権
東京農業大学/清水 智信
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