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Making of インターバル
どんな印象だったかというと、運動自体に無縁な私のボギャブラリーで最も近い言葉を探すと、向上を志す研究者、実践者という感じだった。
まあ、よくあおり気味にいわれる熱い闘争心だとか、根性、精神論、吹き付ける殺気、なんていうのも無縁そうだ。研究心、客観性と堅実性が数々の実績を影で支えたのだと思う。知的なタイプだろうか。
軽量級はパンチが早くてよく動くので本当に撮影が難しい。どうやったら撮れるのかとポジションを探して廊下を私がうろうろしていても、まるで気にかける様子もなく足を伸ばすストレッチをしていた。この最大の難所は、その足できっと今日も私を振り回してくれるんだろう。出だしから弱音をはきたくなったものだ。
■撮影のポイント
小柄な軽量級は多少近場〜中距離に位置をとって、素早い動きを網羅し、ロープを避けるために、上目からリング全体をカバー出来る角度がいいようだ。理想的には応援席の最前列でイスの上にのる、といったポジションがよさそうだけど、明らかに観戦の邪魔なので、とてもあの後楽園では許されそうもない。ヤムおえず取材席となった。しかしプロボクシングの場合は、リングエプロンまで寄れるので、ロープの間からレンズを出せば邪魔にならない。しかし、アマの時はロープより約1メートルほど離れるので、思いきり目の前をロープが横切るので、オートフォーカスのカメラには厳しいと思う。
となれば、あとは失敗した時のおさえの確保が必須。止まっているのはインターバルしかない、となる。言い訳じみてますが、本当です。
ボクシングの撮影はシャッターチャンスが命といっていいと思う。例えていえば、水槽の中に2尾しかいないグッピーで金魚すくいをやるようなもの。縁日の金魚すくいですくえるのは、あの金魚はのろくてぎっしりいるからね。。。。
逆にいうと、シャッターが落ちる速度とパンチのタイムラグをカラダで覚えれば、その他のライティングや絞り、フレーミングなどは固定でも大丈夫なので、割合簡単だと思う。あとは数。1カットでイイのを撮ろうとするから失敗するので、捨てパンチのごとく数多くシャッターを切ると成功するようだ。
ボクシングを撮るには、スピードとタイミング、手数の多さ、が最大のポイント。
ボクシングとそっくり。
ということは、実戦経験豊富なOBの方々が、ミットのようにカメラをもってくれれば。。。慣れです、慣れ。私よりうまく撮れますよ、教えてあげますから!
興味をお持ちの方はフォームよりお気軽に御連絡下さいね。
2005.11.11
2004.後楽園にて 関東大学ボクシングリーグ戦
法政大学/木村 悠
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