CGの制作過程

一言で言うと、まず本画像を背景と人物に分解します。
これは人物の輪郭を精密にトレースする技術が必要になります。基本的にアニメのセル画と背景画のようにして、
それを何枚も何枚も重ねていくと思って下さい。

照明効果を加えてドラマチックな影をつけたり、瞳の中に白でハイライトを入れると表情がグンと生き生きします。
また、肌の色やコントラスト等も修正を加えます。(お見合い写真などの技術に似てます)

そうやって背景と人物を別々に作って最後に統合する、と言う手順です。
したがって、この枚数が多いものほど時間がかかるというのがおおまかな目安でしょうか。



元画像。正山君のイメージは極寒の地のオーロラでいくことに決定。
背景はスポーットライト以外ほとんどデザイン化する。

なげなわツールで輪郭をなぞって切り抜き、背景と人物をわける。

背景をコピーして色調を変化させ蒼緑と紫がでるようにする。そこに照明効果で右上からスポットが当たるようにする。

『大学ボクシング〜』という垂れ幕の文字を隠す。むろん電子ペンを使っての手描きである。

背景をさらにコピーしてぼかした上にズームをかける。種々の処理を加えオーロラ風の光の流れを作る。

元の背景からコピーしたものにアッパーの軌道にそったぼかしを入れる。

背景にメリハリを入れるため隠すところと生かすところを塗分ける。

衝撃感をだすために人物にブレを加える。ただし、下半身の安定感を強調するため正山君の下半身はカット。

1枚1枚の絵を半透明にしたりして重ねていく。人物の影を電子ペンで描き加えるが、これはデッサン力が必要で、なかなか人には真似のできない味を出すこともできる。
ここが、企業秘密

最後に背景と人物を統合して、出来上がり。カットしてるが、実際には15枚以上の絵を重ねている。制作時間は約15時間。

これで
写真を元にしたイラスト(絵)が完成


また、路線を決めたりコピーを考えると当然時間がかかります。

ポスター展1の5連作では、いってみればマージャンヤポーカーの役が揃うかどうか、
が重要で(ディレクション)全体の路線と写真のポーズとコピーの『役が揃うまで』(アイディア)が、約3週間。
今回はロイヤルストレートフラッシュ狙いて感じですか。青山君と大植君は決まってたものの、絵札2枚しか揃ってない。
さて、残りの絵札1枚と10とエースをどうしよう、とそれまでに撮ったフィルムをひっくり返してみたところ、
ああいうキャスティング(配役)になったわけです。
実を言うとこの人選に口をだした人がいて、ある選手の起用に苦情をつけてきましたが、プロとして決定するのでお任せ下さい。(^^;

実際の作業時間(パソコンの前にいる時間)はポスターで2〜6時間前後

イラストでは薄-Ruby戦、正山君、が各15〜20時間。これはどちらも10枚以上の絵を重ねて作ってますからね。
それ以外は3〜4時間前後
写真分野は1〜2時間てところ。

お分かりいただけたでしょうか。



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